柏のスピードスター・伊東純也の勢いが止まらない! 伝統の『ちばぎんカップ』で1G3A

好調をキープし、新シーズンの活躍が期待される伊東 photo/Getty Images

4日に千葉ダービーマッチの『ちばぎんカップ』が行われ、ジェフユナイテッド千葉と柏レイソルが対戦した。

毎年、新シーズン開幕前に行われる恒例行事のちばぎんカップ。1995年に初めて開催されて以来、今年で23回目となった伝統の一戦は、両チームともになかなかゴールを奪うことができず、前半をスコアレスで折り返す。

しかし後半に入ると、柏がゴールラッシュを披露。開始早々の46分にクリスティアーノが均衡を破り、75分に瀬川祐輔が、85分に伊東純也がゴールネットを揺らし、試合を決定づけた。その後、指宿洋史のゴールで千葉が一矢報いるも、後半アディショナルタイムにハモン・ロペスがダメ押しゴールを決め、柏が4-1で千葉を撃破した。

先日行われたAFCチャンピオンズリーグのプレイオフでも全得点に絡む活躍を見せ、柏の本大会出場に大きく貢献し、「今年は結果にもこだわりたい」と述べていた伊東。この試合でも全得点に絡む1ゴール3アシストの大活躍でMVPに輝いた。試合後のインタビューでは「得点に絡めて良かった」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。

そして「新しい選手が多い中での実践で、前半は上手くいかない部分もあったけれど、後半は4点取れて良かった。(ACLに向けて)まずは勝利できるように、自分が得点に絡んでいけたらと思う。チームとして良いスタートが出来ていると思うので、ここからまた頑張っていきたい」と述べた。

チームの指揮官を務める下平隆宏監督も「しっかり結果を出せたことには満足しています。今日はスタジアムの雰囲気が最高で、多くのサポーターも来られたし、こういうシチュエーションの中で公式戦のような雰囲気で戦えたことに関しても、サポーターやスタッフも含め周りの人々に感謝している」と語っている。

プレシーズンから好調をキープし、目に見える結果を残す伊東。ヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表監督も注目する若きスピードスターに、新シーズンも目が離せない。

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