北日本から西日本では引き続き6日(火)にかけて、日本海側を中心に大雪に警戒・注意が必要だ。北日本では5日昼前まで猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒する必要がある。また、西日本や東日本を含めて低温による水道管の凍結にも注意が必要だ。
強い上空寒気の影響は8日(木)頃にかけて続く見込み。
強い上空寒気 木曜日頃にかけて同じ場所で荒天が続くおそれ
北海道の西海上にある発達中の低気圧は、ほとんど停滞していて、北日本の上空5000メートル付近には-39℃以下の強い寒気が流入している。また、西日本の上空には平年より10℃前後低い-12℃以下の寒気が流入している。
日本付近の気圧配置や上空寒気の分布は、6日夜にかけて大きな変化がなく、同じ場所で荒れた天気が長時間続くおそれがある。
北日本~東日本 日本海側は大雪・暴風雪・高波に警戒
<大雪>
北日本から西日本では、引き続き6日にかけて日本海側を中心に大雪となるおそれがあり、東日本から西日本の太平洋側でも大雪となるところがある見込み。
<暴風雪・高波>
低気圧に近い北日本の日本海側では海上を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなっていて、北日本の日本海側では引き続き5日昼前にかけて暴風雪や大しけの状態が続く。
6日にかけて予想される最大瞬間風速は、
北海道 35メートル
東北 30メートル
6日にかけて予想される波の高さは、
北海道、東北 6メートル
北陸 5メートル
なお、低気圧は5日午後に北日本からやや離れるものの、6日午後には再び接近する見込み。このため、北日本では6日も暴風雪となるおそれがある。