マンチェスター・ユナイテッドを指揮するジョゼ・モウリーニョは、チームのベストイレブンを理解しているのだろうか。3日にはハダーズフィールド・タウンを2‐0で撃破したものの、前節トッテナムに0-2と完敗したことから疑問が浮上している。
何よりハダーズフィールド・タウン戦ではMFポール・ポグバがベンチスタートとなるサプライズがあり、スッキリしない勝利だったのは事実だ。英『Daily Mail』によると、元アーセナルのマーティン・キーオン氏はモウリーニョがまだチームのベストな形を把握していないのではないかとの見方を示している。
「今はリンガードが非常に上手くプレイしていて、モウリーニョは彼を外したくない。しかし、私はリンガードとポグバは一緒にプレイできないと思う。モウリーニョが自身のベストイレブンを理解しているのか確信が持てないね。サンチェスが左サイドでプレイするなら、マルシャルとラッシュフォードには疑問が出てくる。今後数週間で、モウリーニョは自身のチームを注視しないといけないよ」
リンガードは主にトップ下でプレイしており、それに合わせて[4-2-3-1]のシステムにしてしまえばポグバをボランチに下げることになる。ポグバにボランチは合っていないと言われているだけに、2人の同時起用はあまり良い策とは言えないかもしれない。