合志市の商業集積地「アンビー熊本」 ヨネザワが開発事業参画

©株式会社熊本日日新聞社

 合志市竹迫[たかば]の大規模商業集積地「アンビー熊本」の開発事業にメガネ販売のヨネザワ(熊本市)が参画することが5日、分かった。一帯は熊本地震の影響でテナントが撤退するなど開発が遅れていた。ヨネザワは事業用地全体の3割近い2万7千平方メートルの開発を受け継ぐ。投資額は約23億円を見込み、15日に現地で工事の安全祈願祭を行う予定。今秋の開業を見込む。

 アンビー熊本は合志市合志庁舎南側に位置し、事業用地は約10万平方メートル。地元地権者でつくる土地区画整理組合が整備を進め、昨年11月の開業を予定していたが、地震後、テナントの撤退や計画の変更が相次いでいた。

 このため、開発を統括するコンサルタントの日本エスシーマネジメント(東京)は計画を一部変更。全5街区のうち、テナントがほぼ固まった東側の3街区の大半を先行して今秋開業する方針。

 同社によると、東側の3街区では、ヨネザワが、昨年12月に撤退した名古屋市の企業に代わり、建物16棟や駐車場を建設。テナントとして、飲食店や温浴施設、物産館など24施設が入る予定。

 このほか、東側には鹿児島県の企業がスーパーとホームセンターを計画。熊本県民テレビの住宅展示場も今春開業に向け準備を進めている。残る2街区はテナントが決まり次第、順次開業させる。

 ヨネザワはメガネ販売で九州最大。2017年3月期の単体売上高は120億円。グループ会社が携帯電話販売や不動産業なども手掛ける。米澤房朝社長は「合志市は私の出身地で、計画倒れにさせないために引き受けた。今後、内容を精査し本格的な契約を結びたい」と話している。(猿渡将樹)

(2018年2月6日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

あなたにおすすめ