対局通じ障害者ら交流深める 横浜で囲碁・将棋大会

 第32回横浜市身体障害者囲碁・将棋大会が4日、同市港北区の障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」で開催され、30人が熱戦を繰り広げた。

 同市身体障害者団体連合会主催、神奈川新聞厚生文化事業団など後援。囲碁と将棋を通して障害者同士の交流と社会参加を促進する目的で毎年開かれている。同連合会職員が運営し、手話通訳や要約筆記のボランティアが協力した。

 競技は例年、それぞれ棋力別2クラスに分かれて行っていたが、今年の囲碁はAクラスのみ開催となった。

 将棋Aクラスは藤田泰博さんが連覇を達成した。同Bクラスは田平恵造さん、囲碁は中島睦博さんが優勝した。

© 株式会社神奈川新聞社