名人戦初出場、森村さん優勝 全国支部将棋県予選会

 日本将棋連盟の支部会員が腕を競う全国支部将棋県予選会(名人戦、対抗戦、シニア名人戦の3部門)が4日、横浜市中区の市青少年育成センターと囲碁サロン「横浜本因坊」の2会場で開かれ、名人戦は初出場の森村賢平さん(28)=横浜市泉区=が優勝した。

 同連盟県支部連合会(佐々木重輝会長)主催。名人戦に20人、対抗戦(1チーム3人)に10チーム、シニア名人戦(60歳以上)に19人が出場した。

 対抗戦はBANGEE支部A(慶野耕平さん、小島基彰さん、吉山和宏さん)が、シニア名人戦は藤沢市の丁子孝さん(67)がともに初優勝した。優勝者、優勝チームは4月20日から東京で開催される全国東地区大会に県代表として出場する。

 名人戦優勝の森村さんは、昨年12月のアマ王将戦で全国優勝を飾っている。全国東地区大会に向けて「優勝目指して頑張りたい」と抱負を語った。

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