6日(火)に行われたクプ・ドゥ・フランスのRound of 16。
PSGはソショー相手に1-4と勝利したのだが、試合終了間際にハプニングがあった。
90分、交代枠を使い切った状態でGKケヴィン・トラップが退場処分となり、ダニ・アウヴェスがキーパーグローブをはめてゴールマウスに立ったのだ。
ダニ・アウヴェスはGKとしてフリーキックのピンチを迎えたが、このキックは壁に当たりゴールにはならず。結局試合は直後に終了し、PSGは準々決勝に進出した。
そんなアウヴェスだが、この試合でGKを経験したことによりかなり珍しい記録(?)を樹立している。
加入から半年ほどという短期間であるにもかかわらず、公式戦でGK、DF、MF、FWという全てのポジションでプレーしたことになるのだ。
右サイドバックを本職とするダニ・アウヴェス。
しかし、その攻撃的なプレースタイルからウイングとして起用されることもあり、実際モナコとのスーパーカップでは右ウイングで先発出場し、先週末に行われたリール戦でもトマ・ムニエ投入後はポジションを一列前に移している。
また、ダニ・アウヴェスはリーグアン第9節のディジョン戦で4-3-3のインサイドハーフとしてもプレーしており、クプ・ドゥ・ラ・リグのストラスブール戦では左サイドバックとしても出場。
これにより、新シーズンの開幕から6ヶ月でGK、DF、MF、FWの全ポジションをこなすという離れ業をやってのけたのだ。
全ポジションを制覇する選手はかなり珍しいが、これだけ短い期間での達成は史上初…かも?