これが南米特有のアイディア、サッカーセンスなのだろうか。本田圭佑も活躍するメキシコのリーガMXに所属するクルス・アスルでプレイするチリ代表MFマルティン・ロドリゲスが8日のプエブラ戦で見事なゴールを決めた。
54分、左サイドでボールを持ったロドリゲスは、相手GKの位置を確認してシュートを選択。かなり距離があったが、見事な軌道を描いたボールはゴールに突き刺さった。このゴールはロドリゲスのテクニックの高さを示すものだが、それ以上にお見事なのはロドリゲスのアイディアだ。
このゴールの4分前にも同じようにロドリゲスは左サイドからドリブルを開始し、中にクロスボールを蹴っている。これを相手GKが前に飛び出して処理していたため、今回のゴールシーンではGKの裏をかいて思い切りよくシュートを狙ったのだ。あくまでクロスを狙うように見せかけ、シュートに切り替えてくるアイディアとそれを実現する技術は何とも南米産の選手らしい。
常に相手の裏をかくことこそ勝負事の基本であり、ロドリゲスのアイディア溢れる一撃でクルス・アスルが2‐0の勝利を収めている。
参照元:YouTube