瀬戸県議 南箱にバス路線を 県政報告で必要性強調 南足柄市・大井町・松田町・山北町・開成町

県政について述べる瀬戸良雄県議  =南足柄市文化会館

 南足柄市選出の瀬戸良雄県議(69)=自民党・1期の県政報告会が4日、南足柄市文化会館で開かれ、懸案となっている選挙区合区の問題や、林道から一般道へ格上げされる「南箱道路」などの現状と課題などについて県議が語った。

 県政報告会には、衆参両院の国会議員や近隣の県議、地元市議、JA関係者ら来賓をはじめ約200人の支持者らが出席した。

 隣接する南足柄市と箱根町を繋ぐ「南箱道路」については、2019年度の開通にむけて来年度から本格的な工事が始まることを報告。仙石原や宮城野と足柄平野を結ぶバス路線の必要性を強調し「今後、関係者と連携して県や国への働きかけを強めていく」とした。

 3月定例会で協議される選挙区の強制合区については「(合区)しないことに越したことはない」との思いを述べたうえで、「もし合区となれば小田原市や下郡よりも、警察や保健所行政でなじみの深い足柄上との合区が望ましい」との考えを示した。

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