ボートで運河スイスイ 長崎水辺の森公園、3月から貸し出し

 長崎市常盤町の長崎水辺の森公園で3月1日から、運河を周遊する貸しボートの営業が始まる。

 昨年4月設立の「出島キャナル」(伊達勇助会長)が県や長崎市などから事業許可を得た。3~11月、クルーズ船で訪れた外国人客6千人を含む3万人の利用を見込んでいる。

 ボートは2人乗り12艇、4人乗り3艇の計15艇。金、土、日、祝日と、公園でのイベント開催時の午前10時~午後5時に営業する。レンタル料は30分で2人乗りが1000円、4人乗りは1500円。

 ボート1艇には太陽光発電による足こぎアシスト機能が付く。市の補助金を活用し、出島キャナルと長崎総合科学大が共同開発。平戸市のベンチャー企業が製作する。

出島キャナルの貸しボートと伊達会長=長崎市出島町

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