【J2熊本】鹿児島キャンプ終了 “バトル”に課題のMF田辺圭佑

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松本との練習試合でポジションを取るMF田辺圭佑(中央)

 ロアッソは11日、鹿児島ふれあいスポーツランドでJ2松本と90分の練習試合を2本(1-1、1-0)行い、1週間の鹿児島キャンプを終えた。

 渋谷洋樹監督は松本戦の結果に手応えを示しながら「キャンプでいい準備ができた。DF陣のゲームの組み立ては想像以上によかった。開幕までの残りの期間でもっと細やかさを求めたい」と話した。

 一方で、課題も見え隠れした。試合後に指揮官が全員に注意していたことは“バトル”についてだ。話を聞くと今季J3琉球から加入したMF田辺圭佑を引き合いに出し「ボランチが簡単に倒されていたらJ2では話にならない。それはフィジカルだけの問題ではない。競り合いでボールが自分のところに転がってくるかどうかで天国と地獄に分かれる」と強い口調だった。

 中盤に置く3人のボランチは監督が「生かすも殺すも中央次第」とチームの核として最重視するポジションだ。田辺に強く要求するのは期待の表れでもある。中盤の左に入ることが多い田辺は、初めてのポジションに戸惑いながらも「守備時の立ち位置の動き直しや、相手の間に顔を出してボールを受ける動きなど、少しずつ分かってきた」と話す。指摘があったバトルについては、「監督から直接指導を受けた。フィジカルが強い相手でも負けちゃいけない。J2では1回のミスが命取りになる。ミスを1つでも少なくできるように、意識を変えて監督の理想に近づきたい」と認識を深めていた。(野島)

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