協力者減で県内献血ピンチ インフルエンザ、厳冬影響か

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移動採血車で献血をする市民=熊本市中央区

 県内で献血が不足している。体調を崩しやすい冬場は例年、献血者が減少するが、今冬はインフルエンザの流行や厳冬もじわりと響いているようだ。

 県赤十字血液センターによると、昨年12月の献血者数は6222人。今年1月は移動採血車を増やしたが、それでも5746人と前年より177人少なかった。2月も同様の態勢で対応している。

 「今年はインフルエンザの流行に加え、長引く寒波で外出を控える人が増え、献血者の減少につながっているのではないか」と同センター。

 同センターは輸血用血液の適正在庫数を予測しているが、今年に入って予測を下回ることが多いという。2月も適正在庫数を下回る可能性があり、危機感を強めている。

 同センターの大和康博推進課長(46)は「輸血用血液製剤は最も短いもので保存期間が4日しかない。ホームページに掲載している血液型別の在庫状況を確認した上で、協力してもらえるとありがたい」と話している。(熊川果穂)

(2018年2月12日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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