学生の発想で衣料品店を改装 佐世保市商店街連合会 長崎県立大2年生とプロジェクト

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 大学生の発想力を店舗運営に生かそうと、佐世保市商店街連合会は本年度、新規事業として「学生と一緒に考え動くプロジェクト」を始めた。第1弾として、俵町商店街にある衣料品店「いずみや」(俵町)を、長崎県立大経営学部の2年生が店と協力して改装。顧客開拓だけでなく、交流できる店舗を目指した。

 店は1950年に創業。これまで大規模な改装ができておらず、事業に応募した。プロジェクトは昨年7月に開始。学生は店主らに聞き取りをしたり、周辺を調査したりして構想を練った。その上で、「来るたびに新しい出会いや発見がある店」をコンセプトに掲げた。

 11日には学生9人と店の関係者が一緒になって改装作業に取り組んだ。店が国道沿いのバス停近くにあることから、来店者だけでなく、バスを待つ人も気軽に立ち寄れるよう休憩スペースを新設。手狭だった試着室は、介助者も一緒に入れるよう2人分のスペースに拡大した。

 店主の森永直樹さん(65)は「思い切った自由な発想できれいにしてもらった。新しいお客さんを獲得したい」と笑顔を見せた。経営学部2年の宮下孝夫さん(19)は「店の人の意見を聞きながら進めたが、大学の講義と実践的な経営は違う。この経験を今後の学習にも生かしたい」と語った。

改装中の店内で状況を確認し、意見を交わす大学生ら=佐世保市俵町

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