『Omnisport』は12日、「レアル・ソシエダのベルギー代表FWアドナン・ヤヌザイは、ルイス・ファン・ハール監督の指導を批判した」と報じた。
香川真司の加入と同時期にマンチェスター・ユナイテッドで台頭したことで知られているヤヌザイ。しかしファン・ハール監督就任からは出番を減らし、利己的だと批判されることも多かった。
その後ボルシア・ドルトムントとサンダーランドへのローン移籍を経験。今季はスペインへ完全移籍している。
彼はマンチェスター・ユナイテッド時代について以下のように話し、ファン・ハールは自信を与えてくれなかったと批判したとのこと。
アドナン・ヤヌザイ 「ファン・ハール監督の下では、本当に自分のチャンスはなかった。
競争の中に入れてもいなかった。僕はこう言うことができるよ。
ファン・ハールは、僕のプレーを向上させるために適切なシグナルを送ってくれなかったと。まだ自分は本当に若かったのに」
「若い選手を持っているときには、監督は自信を与えてやらなければならないんだ。そうすれば、選手は成長していく。
明らかに、それはファン・ハールの時には起こらなかった。したがって、とても厳しいシーズンになってしまったよ。
それ以前は、デイヴィッド・モイーズ監督が僕に信頼を与えてくれた。最初の日からね。
サッカー選手にとってもっとも重要なのは、監督が大きな自信を与えてくれることだ。
そうすれば、ピッチに出た時、監督のため、チームのため、ファンのために全力を尽くすことができる。
ピッチの上では、人々が僕に対して言っていることは気にならなかった。ボールに集中し、最高のプレーをしようとすることだけが問題だった。
あの時、僕がやっていたことはそれだ。クオリティを見せたかった。
しかし、メンタル的にはとても厳しい状況だったよ。
若い選手として、多くの批判に対処することは、簡単なものではないんだ。
スペインでの人生はいいよ。全てが上手く進んでいる。サッカーを楽しんでいるし、ラ・リーガは僕のためにあるようなリーグだ。
とてもテクニカルだし、僕はテクニカルな選手だからね。ピッタリじゃないか」