おざや節、歌声豊かに 八代市で第12回八代おざや節全国大会

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情感たっぷりに大鞘節を歌うグランプリの中村璃来さん=八代市

 八代地方の干拓地で歌い継がれる民謡「大鞘[おざや]節」の歌声を競う「第12回八代おざや節全国大会」が11日、八代市の鏡文化センターであり、グランプリに青壮年の部(高校生~59歳)で優勝した秀岳館高3年の中村璃来[りこ]さん(18)=宇城市=が輝いた。

 地元の保存会や民謡団体などでつくる実行委が主催。県内外から4歳~92歳の男女約180人が出場し、6部門で競った。

 大鞘節は江戸時代に八代海干拓のため土を運ぶ厳しい土木作業から生まれ、作業の様子や男女の恋を歌う。出場者は三味線やおはやしに合わせて、豊かな表現力で会場いっぱいに声を響かせた。(中村悠)

 他の部門の優勝者は次の通り。(敬称略)

 ▽寿年の部(78歳以上)斉藤久枝(熊本市)▽高年の部(70~77歳)森本カヅ子(同)▽実年の部(60歳代)関譲二(鹿児島市)▽少年の2部(小4~中3)荒木姫乃(熊本市)▽少年の1部(幼年~小3)和氣[わけ]千波(宇城市)

熊本日日新聞 2018年2月13日掲載

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