第44回郡市対抗熊日駅伝

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5区で熊本市の徳永(手前・熊本西原中)が八代市の宮本(八代五中)を抜き、トップに躍り出る=上天草市(池田祐介)

 第44回郡市対抗熊日駅伝(熊本陸協・熊日主催、県・県教委・県体協・熊本市教委・県高体連・県中体連後援、肥後銀行協賛)は11日、天草市役所前から熊本市のびぷれす熊日会館前までの14区間106.9キロで19郡市が熱戦を繰り広げ、熊本市が5時間31分2秒で4年連続10度目の栄冠に輝いた。

 熊本市は2区の古川隼(千原台高)が首位に立った。4区で八代市に首位を譲ったが、すぐ5区で取り戻し、その後は13区で鶴川正也(託麻中)が区間新記録をマークするなど、4人が区間賞の走りで独走態勢。全メンバーが区間1桁順位でつなぐ安定したたすきリレーで、2位に大会最大の6分57秒差をつける圧勝だった。

 球磨郡は中盤から徐々に順位を押し上げて2位。阿蘇郡市が3位となり、上益城郡、玉名郡、宇城市と続いた。

 最優秀選手は鶴川、優秀選手には6区区間賞の宮原壮史(熊本市・ルーテル高)が選ばれた。躍進賞は芦北郡と菊池郡市、敢闘賞は2年連続で水俣市が受賞した。

(スタート午前9時の天候晴れ、気温5度、湿度68%、北の風1.2メートル)

 【評】熊本市は先行逃げ切りのオーダーが的中した。2区古川隼、3区浦川ら力のある高校生がきっちり仕事をして、5区終了時点で独走態勢。後半区間は危なげなくつなぎ、13区鶴川が区間新を出すなど、要所で実力者が突き放した。

 2位の球磨郡は7年連続の表彰台。総合力の高さを見せた一方、区間賞なしと爆発力を欠いた。

 阿蘇郡市は序盤から上位争いに参加し、10年ぶりのメダル獲得。高校生中心のチームながら、中盤の一般選手の踏ん張りも見応えがあった。堅実につないだ上益城郡が4位。昨年3位の玉名郡は序盤の出遅れをカバーして5位。8位の八代市は3、4区の連続区間賞で一時首位に立つなど見せ場をつくった。(丁)

熊本日日新聞 2018年2月12日掲載

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