アルコールフリーの減塩しょうゆ開発 イスラム圏などの需要見込む

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アルコールフリーの減塩しょうゆと、うすくちしょうゆ。ラベルにアラビア語や英語の説明書きを付けた=熊本市

 調味料・加工食品製造販売のフンドーダイ五葉(玉名市)は、アルコールを含まない減塩しょうゆを開発。13日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国への輸出を始めた。酒を禁じるイスラム圏や、健康志向の強い海外での需要を見込んでいる。

 開発したのは、いずれもアルコールフリーの減塩しょうゆと、うすくちしょうゆ。提携する茨城県のしょうゆメーカーの協力を得て輸出に乗り出した。

 しょうゆは通常、発酵の過程でアルコールが発生し、保存料にもアルコールを使うため、イスラム圏では使えない。同社は「減圧濃縮脱塩法」という独自の技術で、しょうゆ本来のうま味を残しつつ、アルコールと食塩の大半を取り除くことに成功したという。

 完全受注生産。近く、こいくちも発売予定。池田勝美・商品開発室長は「2020年の東京五輪で来日する外国人の需要にも応える体制を作っていきたい」としている。(澤本麻里子)

(2018年2月14日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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