7日にNikeからイングランド代表の新しいユニフォームが発表となったが、同時にトレーニングウェアなどアパレルのイメージビジュアルも公開された。
ここではNikeが公開したイメージビジュアルをすべて掲載して紹介したい。
全体を見た限りでは、年齢・性別を問わず使える(着られる)デザインが中心。EURO2016のチームウェアとして2016年に初登場したオーセンティック・ウィンドランナーが再登場となった。
England 2018 Nike Team Collection
こちらは今回のワールドカップ関連チームウェア用のキービジュアルで、右半分はユニフォーム、左半分はチームウェアという構成。一番左のウェアはアクセサリーを組合せていて、ナイジェリア代表のチームコレクションと共通する。「ストリートでも」が今回のコンセプトなのだろうか。
これは選手が試合前に着用予定のプレマッチ・トップ。今回のラインナップで唯一、画像とともにアイテム名を公表している。
最新のNikeヴェイパーニットの特徴であるギザギザのグラフィックを、大胆にも胸にあしらっている。ホワイトを基調にブルーとレッドのカラーコンビネーションは、1980年から83年にかけて使われたAdmiral製ホームキットのデザインを彷彿とさせる。
まずは女性用から。イメージビジュアルには2人のイングランド女子代表選手、ステフ・ホートン(左:マンチェスター・シティ)とジョーダン・ノブス(アーセナル)も参加。
ホートンが着用しているのはテックフリースのウィンドランナー(ジャケット&ジョガーパンツ)。ヘザーグレーを基調としたデザインや、袖口には親指を通すサムホール、後ろの着丈が長めになっている点は、2018年1月に発売した最新作の女性用テックフリース・ウィンドランナーの特徴と一致する。
ノブスが着用しているのはオーソドックスなオーセンティック・ウィンドランナー。袖口と裾のリブ部分が軽くギャザーになっている点は、女性用ウィンドランナーの特徴。
男性用のジャケット類もいくつか公開されている。一部海外で報じられているアイテム名を当てはめると、左から「トラックジャケット&トラックパンツ」「ジャケット(N98ジャケットもしくはFRANジャケットか?)」「テックフリース・ウィンドランナー&テックフリース・ジョガーパンツ」
中央の白いジャケットは、袖のラインが袖口にまで伸びている点に注目。2017-18シーズンのN98(またはFRAN)ジャケットではラインが肘辺りで止まっていたので、袖口までのラインが復活だろうか。
テックフリース・ウインドランナーの色は女性用と同じに見えるが、胸のV字や裾部分などはブラックのラインを強調している。
海外ではトラックジャケットと紹介されているアイテム。肩~袖にはヴェイパーニットの特徴であるギザギザのグラフィックを確認できる。
最後はトップスからシャツ類を。左は「クルー スウェットシャツ」、右はエンブレムを大きくプリントした「クレストTシャツ」と思われる。
スウッシュ(Nikeロゴ)とチーム名をプリントした「グラフィックTシャツ」は、W杯イヤーによく登場するイメージがある。
左袖にはスウッシュ(とエンブレム?)のタブが付いているのを確認できる。
今後もまだまだ新しいウェアの発表があると思われるが、ここまで紹介したチームウェアは、現地イングランドでは3月下旬から販売開始の予定となっている。