オーバメヤング使えないヴェンゲル監督、ルールがおかしい!と怒る

『Irish Examiner』は15日、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ピエール=エメリク・オーバメヤングを起用できないルールに異を唱えた」と報じた。

今冬のマーケットでボルシア・ドルトムントからオーバメヤングを獲得したアーセナル。

しかしドルトムントが同じヨーロッパリーグに降りてきたことからルールに抵触する状況となり、欧州の大会では登録ができなかった。

ラカゼットも負傷で欠いている状況でエステルスンドとの試合に望むことになったヴェンゲル監督は、以下のように話したという。

アーセン・ヴェンゲル (このルールは時代遅れになっている?)

「そうだ。満場一致だろう。

私は信じているよ。全てのクラブが同意するだろう。今やこのルールは破棄されなければならないと。それは意味をなさない」

「特に、なぜならば…例えば、オーバメヤングはボルシア・ドルトムントでプレーしていた。

ドルトムントはヨーロッパリーグに回ってきて、オーバメヤングはプレーすることができなくなった。

現在使われている移籍金の基準を考えれば、シーズンで5000~7000万ポンド(およそ75.3~105.4億円)を費やさなければならない。

それにもかかわらず、その選手がプレーできないというのは理にかなっていないよ。欧州全域が満場一致でこのルールに反対している」

(ヤムトクラフト・アレナは人工芝だ。しかし前日練習はロンドンで行うそうだね。計画を変える予定はない?)

「ない。我々が求める方法で試合の準備を行うし、適応することはできると思っている。

時に我々はインドアでプレーしてきた。人工芝のピッチも持っている。もちろん、それも種類によって違う。

あそこは4Gだと聞いている。我々のは3Gだ。それは違うし、ピッチの外にも相違がある。

しかし、それは問題ではないよ。我々はそれを大きな問題にしてはならない」

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