サッカーJ1昇格を果たしたV・ファーレン長崎の祝賀会が14日夜、長崎県南島原市深江町内であり、同市北有馬町出身の高木琢也監督と同市布津町出身の吉岡雅和選手を約270人が祝った。
松本政博市長をはじめ行政や経済、スポーツの関係者6人が発起人となって催した。
松本市長は「市民は感動と勇気をもらった。J1の頂点を目指してほしい。本市も引き続き応援する」とあいさつ。高木監督や吉岡選手、髙田明社長に花束を贈り、チームに特産の手延べそうめん約500キロをプレゼントした。
高木監督は「監督に就任して5年間、信念を持ってやってきた。県民皆さんの夢を背負い、皆さんと一緒に戦っていきたい」、吉岡選手は「ピッチでのプレーを通じて南島原や本県の子どもたちに夢を与え、南島原をもっと盛り上げたい」と決意を表明。髙田社長は「県民の力が後押ししてくれた」と謝辞を述べた。
乾杯の後、高木監督や吉岡選手は久しぶりに会った友人らと旧交を温めていた。