『Sportskeeda』は14日、「アーセナルの中盤の問題を解決してくれるであろう4名の選手」という記事を掲載した。
今季も苦しい戦いが続いているアーセナル。特に中盤の守備に問題があると言われることが多くなっており、不安定さが目立っている。
その問題を解決してくれるであろう4名の選手とは?
マリオ・レミナ(サウサンプトン)
2017年にユヴェントスからサウサンプトンへとやってきたガボン代表のボックス・トゥ・ボックス・ミッドフィルダー。
彼は深い位置で守備的な役割をこなしつつ、ボールを運んでいくこともできる。
まだプレミアリーグでは19試合しか出場したことはないものの、18分に1回のタックルorインターセプトを行っており、ドリブルの成功も42回。成功率は91%だ。
アーセナルは昨年夏に彼を獲得するチャンスがあったと言われているが、ヴェンゲル監督はそれを断念した。
2000万ポンド(およそ29.94億円)の彼は89%のパス成功率を誇っており、ピエール=エメリク・オーバメヤングとも旧知の仲だ。
契約は2022年まで残っているが、サウサンプトンは下位に沈んでおり、もし降格することになれば退団を考慮するはずだ。
スヴェン・ベンダー(レヴァークーゼン)
バイヤー・レヴァークーゼンに所属しているスヴェン・ベンダーは、長い間アーセナルのターゲットになっていると言われている。
ドイツ代表の守備的ミッドフィルダーは、彼がもたらすものを考えれば再びアーセナルのレーダーに映るべきである。
昨年夏にレヴァークーゼンへ移籍したばかりであるが、彼はボルシア・ドルトムントでスヴェン・ミスリンスタット(アーセナルスカウトチーフ)に見出された男だ。
だから、彼をイングランドに導くこともできるのではないだろうか。アーセナルなら、昨年動いた1100万ポンド(およそ16.46億円)を遥かに超える額も使える。
スヴェンは22分に1回のタックルとインターセプトを見せており、その成功率は85%だ。それでありながら、未だにブンデスリーガで退場したことが一度もない。
そのような点でグラニット・ジャカと全く違う資質があり、そして法外な額を支払う必要もないだろう。
ファビーニョ(モナコ)
マンチェスター・ユナイテッドから強い関心を受けていると言われているブラジル代表のユーティリティープレーヤー。
しかしながら、彼の能力を考えればアーセナルは契約するためにあらゆることを試してみるべきである。
ファビーニョ自身も夏にモナコを離れられることを認めており、リーグ・アンでの実績を持ってステップアップを求めている。
この24歳の選手は、23試合に出場して7ゴールを決め、20分に1回のタックルorインターセプトを行っている。
また27回のチャンスを形成し、30回のドリブルを成功させている。ペナルティキックの職人としても知られており、本職のサイドバックでも起用できるだろう。
彼のコストは8000万ポンド(およそ119.74億円)になると言われており、これが障害になる可能性はある。しかし、それだけの価値がある選手だ。
マックス・マイヤー(シャルケ04)
現在シャルケ04との契約が最終年度を迎えているマックス・マイヤーであるが、夏のマーケットに向けて更新される可能性もある。
移籍金がかからない可能性もあるということで、多くのクラブが関心を寄せている。リヴァプールやアーセナル、バルセロナらがそうだという。
もともとは攻撃的な選手であったが、中盤の守備的な役割もこなすようになり、新たな地平を開いた。
15分毎にタックルとインターセプトを記録しており、ブンデスリーガで非常に高いアベレージを叩き出している。
攻守の切り替えにも貢献でき、パスを繋ぐことにも適応できる。パス成功率は90%となっており、まだまだ成長もできる。
マイヤーはまだ幾分成長途上であるが、もしアーセナルが彼を獲得しようとするのであれば、お金を出すに値する。