天才ロイス、ゲッツェのカムバック、本領発揮のシュールレ 後半戦のドルトムントに希望が見えてきた

戻ってきたロイス photo/Getty Images

ピーター・ボスの下で前半戦は苦しんだが、後半戦のドルトムントには希望が見えてきている。何より大きいのは選手層に厚みが出てきたことだろう。今冬にはFWピエール・エメリク・オバメヤンが退団した
ものの、代わりにチェルシーからレンタルで獲得したミッチー・バチュアイが大ヒット。リーグ戦に続いてヨーロッパリーグでも得点を重ねるなど絶好調だ。

加えてブンデス公式は天才FWマルコ・ロイス、MFマリオ・ゲッツェのカムバックも大きいと取り上げている。ロイスは長く怪我で苦しんだが、チームで最も才能ある選手の1人であることに疑いはない。ロイスの復帰で得点力アップが期待でき、チャンスメイクの部分でも大きな違いが出てくるはずだ。またゲッツェもバチュアイの得点を演出するなど、今後が期待できるリスタートを切っている。ここは日本代表MF香川真司とポジションが被ってくるかもしれないが、ゲッツェの復帰もドルトムントにとっては嬉しいニュースだ。

さらに同サイトはFWアンドレ・シュールレがトップフォームに戻ってきたと称賛している。シュールレは2016年夏にドルトムントへ加入したが、期待通りのパフォーマンスを見せることができていなかった。しかし2018年に入ってからはケルン戦、ヨーロッパリーグのアタランタ戦で得点を記録するなど状態を上げている。サイドアタッカーとしてシュールレも計算できるようになれば大きい。

ゲッツェ、ロイス、シュールレの影響で2列目は一気に豪華なものとなり、そこに後半戦絶好調の香川も加わればブンデス屈指の攻撃陣になる。守備にはまだまだ不安も残るが、圧倒的な攻撃力で相手をねじ伏せてブンデス2位に食い込むことは可能なはずだ。

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