故郷で公演、力強い歌声 射水出身の栗原さん

 栗原峻希(たかき)バリトンリサイタル(富山新聞社後援)は17日、射水市アイザック小杉文化ホールラポールで開かれ、同市出身で東京芸大大学院声楽オペラ専攻に在籍する栗原さんが力強い歌声で来場者約400人を魅了した。

 今春のイタリア留学を前にした公演で、栗原さんは故郷の思い出を振り返りながら「温かいような、気恥ずかしいような気持ち。今日は死ぬ気で歌いたい」と力を込めた。

 シューベルトの「魔王」では、少年を死の世界へ誘う魔王、魔王の声に戸惑う少年、少年を落ち着かせようとする父親を巧みに演じ分けた。ロッシーニのオペラ「セビリアの理髪師」から「私は町の何でも屋」では客席側から登場し、表情豊かに歌の世界を表現した。

 高岡市宝町の専門学校生稲垣有紀子さん(34)は「数年前よりさらにうまくなっていて将来が楽しみ。留学後の公演もぜひ聞きに行きたい」と話した。

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