香川真司に再び困難? ゲッツェ、ロイス、シュールレのドイツトリオ完成「ファーストチョイスになること望む」

ゲッツェらが調子を上げてきたドルトムント photo/Getty Images

ペーター・シュテーガー就任以降のドルトムントでは日本代表MF香川真司が好調を維持し、日本代表の10番を中心にチームが構築されていくのかと思われた。ところが、香川は足首の故障で離脱してしまった。

その間に戻ってきたのがマリオ・ゲッツェ、マルコ・ロイスの2人だ。2018ロシアワールドカップへ向かうドイツ代表入りを果たすことを狙う2人は、復帰直後から好パフォーマンスを披露。ゲッツェはミッチー・バチュアイのゴールを演出し、ロイスも今節のボルシアMG戦で独特の回転がかかったスーパーゴールを決めている。

さらに同じくドイツ代表入りを目指すFWアンドレ・シュールレも調子を取り戻してきており、ボルシアMG戦でロイスのゴールをアシストしたのはシュールレだ。バチュアイの後方に並んだドイツ人選手3枚は互いをよく理解しており、ドルトムントにとって興味深いオプションとなる。

独『Deutsche Welle』はこの3人がドルトムントの希望となり、「シュテーガーは彼らが攻撃陣のファーストチョイスになることを望むだろう」と伝えており、仮にこの3枚が居場所を確保してしまえば香川にとって厄介な状況となる。特にゲッツェと香川は役割が重なり、ドイツ人トリオのユニット完成は脅威となる。

後半戦は香川も抜群のスタートを切っただけに、負傷離脱で勢いを止めてしまったのは痛い。このユニットが完全に定着してしまう前に合流したいところだ。

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