AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ初戦で韓国の全北現代に2-3の逆転負けを喫した柏レイソルは、20日に第2戦で中国の天津権健と対戦した。天津権健も優秀な外国人選手を抱えており、この試合ではベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルと昨季までケルンで日本代表FW大迫勇也の相棒だったFWアントニー・モデストが先発出場している。
ホームの柏は高いポゼッション率を軸に積極的にシュートを放ち、初戦で失った勝ち点3を取り返すべく奮闘。それが実ったのは52分だ。速攻から中盤で江坂が相手を引きつけ、右サイドを駆け上がった小池にパス。小池がそれを折り返すと、中で待っていたのはクリスティアーノだ。クリスティアーノのトラップは浮いてしまったが、それをダイレクトボレーで合わせて柏が先制に成功する。
このまま1-0で終えたいところだったが、天津権健のタレント軍団が最後に意地を見せる。88分、中盤でパスを受けた途中出場のアレシャンドレ・パトが1タッチで前線へ送ると、これに抜け出したモデストが右足でシュート。これはGK中村航輔が抑えたが、こぼれ球をパトが押し込んで1-1の同点に。
そのあとにもモデストと中村が1対1となる大ピンチがあったが、中村が弾いたボールを柏守備陣が懸命にクリア。敗戦は免れたが試合は1-1で終了し、全北現代戦に続いて柏はリードを守ることができなかった。
[スコア]
柏レイソル 1-1 天津権健
[得点者]
柏レイソル:クリスティアーノ(52)
天津権健:アレシャンドレ・パト(88)
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