佐世保俵町商店街協同組合(松川茂理事長)は2019年の日めくりカレンダーに毎日1店分のお得なクーポン券が付いた「得々クーポレンダー」の作製を企画。11月の発売を目指し、22日から旧市内の北部エリアを中心にクーポン券を掲載する参加店を募る。長崎県内では初めての取り組み。
新規顧客を獲得し、地域経済の活性化につなげようと16年に山形県新庄市が始めた。商店街の新たな販売促進事業として注目されている。
地図付きで3千部作製し1部1200円で販売予定。60店舗以上を募集し、割引やプレゼントなど総額10万~20万円相当のサービスを想定する。掲載料は1日当たり3240円(特典として2部進呈)。サービス内容と掲載希望日を伝え、デザインなどは商店街側で対応する。
商店街には43事業所が加盟。高齢化などで空き店舗が増えているという。市役所で会見した松川理事長は「商店街だけでは掲載店を集めきれず、佐世保の元気な企業に参加してもらいたい。ゆくゆくは市内全域に取り組みが広がれば」と話した。
申し込みは4月末までに同商店街(電0956・24・8887)。