電線大手労組、春闘要求を一斉提出 住電・古河、ベア3000円要求

 電線大手の労働組合は20日、2018年春闘の要求を一斉に提出した。35歳標準労働者ベースで住友電工労組と古河電工労組は3千円のベースアップを要求。年間一時金については住友電工労組が5・1カ月分、古河電工労組が5カ月分を求めた。

 産別労働組合の全日本電線関連産業労働組合連合会は先月行われた中央委員会で3千円以上のベア、一時金5カ月分中心を要求方針として打ち出していた。フジクラ労組でも35歳標準労働者でベア3千円以上、一時金5カ月分を求めた。大手メーカーの一斉回答日は3月14日、準大手の回答日は15日となっている。

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