「CLは準々決勝から。ベスト16からじゃない」 モウリーニョが語る優勝への可能性

CLを知り尽くすモウリーニョは何を仕掛けてくるか photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドは近年豪華な補強を続けているが、チャンピオンズリーグの優勝候補というわけではない。バルセロナやレアル・マドリード、さらにはライバルのマンチェスター・シティとも完成度に差があるように見える。しかし、指揮官は大会を知り尽くしているジョゼ・モウリーニョだ。

モウリーニョは昨季もマンUを指揮してヨーロッパリーグを制覇しており、ホーム&アウェイの戦いを知り尽くしている。選手のモチベーションを高めることができれば、マンUが大会を制す可能性も0ではないだろう。英『FourFourTwo』によると、モウリーニョは自身の経験からベスト8に入ることが優勝への最初の1歩になると語り、ポルト時代やインテル時代を振り返っている。

「私は経験の浅い選手たちがいるポルトでCLを制した。多くの選手にとって初めてのCLだった。インテルでは30代の選手も多く、ハイレベルでの経験を積んでいる者もいた。しかし、成功していなかった。今のユナイテッドはその中間といったところだ。経験豊富な選手もいれば、ない選手もいる。ただ言えることは、CLは準々決勝からだ。ベスト16からじゃない。道のりは長いよ。準々決勝にたどりつけば、我々のように優勝候補でなくとも全てが可能だと気付き始めるのさ」

当時のポルト、インテルも優勝候補ではなかったが、モウリーニョの采配で大会を制している。マンUはまずベスト16でセビージャと戦うが、下馬評通りベスト8へ駒を進められるだろうか。今季はプレミアリーグ勢が好調なだけに、マンUもその波に乗りたいところだ。

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