ポグバに「高額移籍金から来る責任」はあるのか?モウリーニョ監督はこう語る

『Talksport』は20日、「マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ポール・ポグバへの批判に反応した」と報じた。

このところ、ユナイテッドでのプレーがなかなかうまくいかない状況となっているポグバ。ファンからの批判も強まっている。

8900万ポンドの移籍金で当時の世界最高記録を更新したが、それに見合っただけの活躍が出来ているかと言われると難しい状況が続いている。

さらに、今年夏にはレアル・マドリーが彼の獲得に動くという話もあり、移籍の可能性もあるのではないかと予測されている。

しかしモウリーニョ監督は以下のように話し、ポグバの責任については話すべきではないと語ったという。

ジョゼ・モウリーニョ 「選手の責任について話すことは、公正であるとは思わない。

誰かの3倍の移籍金で獲得された選手がいるとしても、3倍の責任がかかるわけではない。そのようなことは好きではない。

責任というのは全員にあるものだと思っている」

「したがって、私はそのようなアプローチを好んでいない。

私はあなたたちメディアを尊重しているが、それらの物事は私にとって何でもない。

プレーするためのチームを決断する時、私は選手の年齢を見ることはない。給与を見ることもない。

もちろん、移籍金の額も見ることはない。なぜなら、それはフェアなものだとは思わないからだ」

(セビージャとの対戦について)

「ここで6点取るようなことは出来ないと思うね。

それは、ゴールを奪うために最高の状態にあるリオネル・メッシか、クリスティアーノ・ロナウドが必要になる。ベティスはダービーで特別な試合をしたんだ。

モンテッラ監督はイタリア人だ。彼はチームを守備的に構築する方法を知っている。

イングランドでは、監督の仕事ももらえない評論家が、ディフェンダーは守ってはいけない、ミッドフィルダーは常に攻撃に出ろという話をすることがある。

そんなものはイングランドのある世代の評論家だけの話だ」

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