C大阪MF福満隆貴、「地域リーグ→JFL→J3→J2→J1→ACL」を達成!9年間で

21日(水)に行われたAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第2節。

セレッソ大阪はホームに広州恒大を迎え、0-0と引き分けた。

そんなこの試合では86分に福満隆貴が途中出場を果たし、ACLデビューを飾っている。

C大阪での2シーズン目を迎える福満。

昨シーズンはカップ戦での出場がメインとなったが、ルヴァンカップでは決勝を除く12試合でプレーするなどチームの優勝に貢献している。

そんな福満と言えば、下部リーグから徐々にステップアップしてきたことで知られる選手だ。

今回ACLの舞台を経験したことで、2010年から地域リーグ→JFL→J3→J2→J1→ACLという順で舞台を移していることとなった。

出水中央高等学校を卒業後、福満は九州総合スポーツカレッジのサッカー部に入る。ここで地域リーグの一つである九州サッカーリーグでプレーすると、卒業後にはHOYO AC ELAN大分(現ヴェルスパ大分)に加入。

アマチュア契約ながらチームの主力として活躍し、2014年にはJFLのベストイレブンにも選出された。

そしてレノファ山口に移籍するとJ3で35試合に出場し、チームの昇格に貢献。J2でも40試合でプレーし10アシストをマークするなど目立った働きを見せ、2017年からはついに活躍の場をJ1に移した。

福満は昨年行われたプレシーズンマッチであのセビージャからもゴールを奪っており、そうした活躍を見せる度にその華麗なる昇進ぶりが注目を集める。

いわゆる「個人昇格」する選手はいるが、これほどまでにキャリアをアップし続けてきた選手は珍しいと言えよう。

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