天高く「葵翔」願い 大凧まつり 揮毫決定

 座間市の伝統行事「大凧まつり」で揚げる大凧(おおだこ)に揮毫(きごう)される文字が「葵翔」(きしょう)に決まった。

 市の花ヒマワリの漢字表記「向日葵」の一字を使い、ヒマワリの知名度が日本中に広がり、市の繁栄を願い大空高くに舞い上がってほしいとの思いが込められている。

 24人から30点の応募があり、同市栗原中央の松尾葉子さん(74)の作品が選ばれた。大凧は約13メートル四方の大きさで、重さは約1トン。骨組みづくり、紙貼りなどを経て4月14日に文字が書かれる予定。

 5月4、5日には、子どもたちの健やかな成長を願って相模川河川敷で100人以上の参加者によって揚げられる。

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