証拠保全で警視庁に立ち入り

裁判官、映像の提示求める

©一般社団法人共同通信社

証拠保全のため警視庁本部に向かう東京地裁の裁判官(手前の2人)=23日午後

 警視庁公安部の警察官から集会会場前で暴行を受けたとして、中核派系全学連の委員長ら5人が東京都と警察官に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(小野寺真也裁判長)は23日、警視庁が現場で撮影した写真や映像を証拠として保全する必要があるとして、東京都千代田区の警視庁本部に立ち入った。

 原告側によると、裁判官が庁内で任意の提示を求めたが、警視庁は「捜査手法が明らかになるほか、写り込んだ第三者のプライバシーを侵害する恐れがある」として応じなかった。

 原告側は2016年9月に東京都中央区の集会会場前で警察官から暴行を受けたとして、計1200万円の支払いを求め提訴した。