高萩職安管内 地元就職、高2に働き掛け 50社参加で説明会

高校2年生に事業内容などを熱心に説明する企業の担当者=高萩市春日町

高校2年生を対象に、北茨城市と高萩市の事業所などが、地元企業を紹介する説明会が21、22の2日間、高萩市総合福祉センターで開かれた。ハローワーク高萩管内で初めての試み。

1年後に進路選択を控えた2年生に、各企業の魅力や強みを直接PRし、地元企業への理解を深めてもらう取り組み。参加企業は工夫を凝らして自社をPR。生徒たちはメモを取り、積極的に情報を集めていた。

「高校2年生対象 北茨城市・高萩市企業説明会」は北茨城市と同市商工会が主催し、高萩市と同市商工会、ハローワーク高萩が連携して企画。高校3年時の就職活動に生かすことはもちろん、職業意識の形成や地元企業を知ってもらい、地元への就職を促すことが狙い。2日間で約50社がブースを設け、県内外の高校2年生約540人が参加した。

製造業「ニッソーファイン」磯原工場の矢須治管理部長は「進路選択の1年前に企業を知ってもらうのは選択の幅を広げる機会になる」。特別養護老人ホーム「松籟荘」の須田聡子施設長は「自分の進路を具体的に考え始める時期。福祉の仕事のやりがいを伝えたい」と初めての説明会に期待した。

説明会では初めに入社2〜3年目の先輩3人が、自分たちの企業選択の理由や入社試験の準備、就職後の生活などアドバイスを送った。生徒は5社を選んで、1回当たり約15分の説明を受けた。企業側はパネルやプロジェクター、製品サンプルなどを使って会社の概要や歴史、業務内容、福利厚生などを説明した。

県立高萩高の木村望愛(みえ)さん(17)は「いろんな職種、企業の話が聞けて選択の幅が広がった」、渡辺莉吏愛(りりあ)さん(17)は「早い時期に仕事内容が分かるので就職活動まで心の準備ができるのでは」と感想。県立磯原郷英高の関弘之教諭は「早い段階から職業感を持つことは大切。入社するための努力を始めるきっかけになれば」と話した。

北茨城市商工会の藤島匠さんは「地元企業の周知の機会であり、人材確保と安定した雇用、企業のPR力の向上につながれば」と初めての説明会の狙いを話した。(飯田勉)

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