ウイリアムズF1、『FW41』をシェイクダウン。クビカが走行

 ウイリアムズF1チームが2018年型マシン『FW41』のシェイクダウンを行い、リザーブ&開発ドライバーを務めるロバート・クビカがステアリングを握った。

 25日、ウイリアムズはプロモーション目的の走行として規則で認められている“フィルミングデー”を利用し、プレシーズンテストのスタートを前に、FW41・メルセデスのシェイクダウンをスペインで行った。ニューマシン初走行を任されたのは今年リザーブ&開発ドライバーの座に就いたクビカだった。

 走行の後、チーフテクニカルオフィサーのパディ・ロウは、「マシンは順調に走った」とSky Sportsに対してコメントした。

「とはいえ、パフォーマンスランを行ったわけではない。ラップタイムを追求したり、マシンの究極の速さを確かめるための走行ではなかった。今日の目的は小さな初期問題を見つけ出すことだった。テスト初日にそういったものを見つけると、時間を失ってしまうからね」

「今日、このマシンをコースで初めて走らせ、システムチェックを行った。今日問題を発見すれば、今夜のうちに解決できる」

「ニューマシンが走るのを見ることができ、皆、感激した。チームにとって重要な一日だった」

 ウイリアムズは26日にスタートするプレシーズンテストのドライバースケジュールも明らかにしている。

 26日の午前中にはランス・ストロール、午後にはセルゲイ・シルトキンが走行。27日は午前もシロトキンが走った後、午後にはクビカがステアリングを握る。28日は午前がストロール、午後がクビカ、最終日3月1日は午前シロトキン、午後ストロールという予定になっている。

© 株式会社三栄