台湾CSC・高雄製鉄所の3号高炉、改修工事完了・火入れ

竣工式開催、エネルギー効率改善

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 台湾・中国鋼鉄(CSC)はこのほど、高雄製鉄所・3号高炉の改修工事を完了、同高炉を火入れした。昨年10月から改修工事を始め、先週22日には翁朝棟董事長や劉季剛総経理などが出席し、竣工式典を開催した。

 同高炉は1987年から稼働をしており、累計粗鋼生産量は7870万トン。今回は2回目の巻き替え工事となり、ガス回収システム(TGRS)の追加などでエネルギー効率の改善などを目指した。また、CSCグループを中心に国産比率を高めている。このほか、制御システムについて、ハード・ソフトともに更新。ソフトウェアに関してはCSCグループが担当した。

 高雄製鉄所には3号高炉を含め4基の高炉がある。年産規模は約1100万トン。3号高炉は改修前と炉内容積は変わらない。このほか、台湾中部にはグループ企業の中龍鋼鉄があり2基の高炉が稼働中で、CSCはグループで6基の高炉を保有している。このほか、ベトナムでは台湾プラスチックグループとJFEスチールとの合弁高炉一貫事業「フォルモサ・ハティン・スチール(FHS社)」において、すでに1基の高炉を稼働している。今年上期中には2号高炉が稼働する予定だ。