ジョン・ウー監督「マンハント」 敬愛する高倉健への思い炸裂

「大阪は大好きな街」とジョン・ウー監督(右)。福山雅治も「世界の映画ファンが大阪の魅力を知るでしょう」と笑顔で語った(福島範和撮影)

 アクション映画の巨匠、中国出身のジョン・ウー監督が、俳優、福山雅治と初めてタッグを組んだ映画「マンハント」が公開中だ。高倉健を敬愛してきたウー監督が、高倉主演の「君よ憤怒(ふんど)の河を渉れ」(昭和51年)をオマージュしたリメーク作。大阪を舞台に日中韓の人気俳優が結集、ハリウッド級のアクション大作が誕生した。

 香港ノワール「男たちの挽歌」シリーズでの二丁拳銃の銃撃戦や、「ミッション:インポッシブル2」でのバイクのチェイスシーンなどで世界を驚愕(きょうがく)させた、ウー監督のキレのある演出は今作でも健在。カーチェイスや銃撃戦など壮絶なシーンが大阪の市街地などで繰り広げられる。「脚本では激しい場面が多く演じていても不安でしたが、素直に格好いいアクション大作が完成したと思います」と福山は満足げに語る。

刑事の矢村(福山雅治、左)は中国人顧問弁護士、ドゥ(チャン・ハンユー)と事件の真相を追う

続きは、http://www.sankei.com/entertainments/news/180223/e...

© 株式会社産業経済新聞社