伊藤忠丸紅鉄鋼、系列CC4社を経営統合

持株会社設立、グループ連携強化

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 伊藤忠丸紅鉄鋼は、国内で「紅忠コイルセンター」と冠がついている系列コイルセンター(CC)4社につき、4月に経営統合する方針を決めた。持株会社を設立し、東北、関東、関西、九州のCC4社を傘下に収める形とする。元々、名称を統一した時からの構想だったが、まずは持株会社のもとに事業会社を束ねる形とし、ITや操業技術、知識・ノウハウを横展開して共有しやすい体制とする。人材活用を含めてグループ連携を強化し、伊藤忠丸紅鉄鋼らしい形でコイルセンター業の競争力を高めたい考えだ。

 伊藤忠丸紅鉄鋼は2012年、国内系列3社のCCの名称を「紅忠コイルセンター」とした。旧紅忠コイルセンター(本社・大阪府泉大津市)が「紅忠コイルセンター関西」に、旧藤金埼玉スチール(本社・埼玉県富士見市)が「紅忠コイルセンター関東」に、旧チクシ鋼板加工(本社・福岡県遠賀郡)が「紅忠コイルセンター九州」になった。3社はいずれも伊藤忠丸紅100%出資の子会社だった。

 その後、東北地区におけるグループ唯一のCCだった松島鉄鋼(伊藤忠丸紅が当時約51%出資)につき、14年に100%出資として「紅忠コイルセンター東北」へ社名変更した。

 伊藤忠丸紅鉄鋼の国内CCの再編統合の動きとしては、子会社の広島スチールセンター(本社・広島県東広島市)と、住友商事系のサミットスチールの一部拠点を統合し、4月に「紅忠サミットコイルセンター」を発足させる予定となっている。