相当面白いクラウチのインタビュー、彼が思う「神」とは誰?

『FourFourTwo』は27日、元イングランド代表FWピーター・クラウチの一問一答を掲載した。

これはユーザーからSNSなどを経由して送られた質問にクラウチ本人が答えていくものだ。

期待したとおり流石クラウチ、一つ一つの質問に丁寧にふざけて答えており、とてもおもしろいので抜粋してお伝えしよう。

ピーター・クラウチ (背が高いことで、人々の質問にうんざりしたことがある?)

「ああ。そうだね!生まれてからこのかたそうだったよ。質問を予測した答えを持っていたよ!

『あちらの天気はどうだい?』

『なぜバスケットボールをやらなかったの?』

私は『この会話ができて嬉しいよ』と返す。1日に3回くらいはやらなければならなかったね」

(ディルク・カイトは、ゴーカートの君に轢かれそうになったと言っていた。どんなことが起こったのか?)

「それはチャンピオンズリーグ決勝の直前だったね。ポルトガルでのトレーニングキャンプで、我々はゴーカートのコースへ行った。

ピットから出た時、ブレーキが動作していないことに気づいた。

コースの外を見ると、シャビ・アロンソとディルク・カイトがいた。これはどちらかにぶつかるなと分かったんだ。

私は思ったね。『ああ、どっちがより価値のある選手だ?』と。

だからカイトの方に向かった。彼は途中で飛び上がった。私はパニックになってコースに飛び出した。

カートは壁に衝突して、大爆発して、炎の中に消えていった…。

ラファ・ベニテスのスタメン選びに関して、これが重要な要素になったかどうかはわからないな」

(トッテナムのユースにいたハリー・ケインのことは覚えている?こんな選手になると予想できた?)

「ああ。そうだね。

彼がやっていることは、全て私が教えたからね。彼がかなりいい選手であることは知っていたさ!

正直に言えば、彼の練習はかなり見ていたけど、毎年25~30ゴールを決められるような選手になるとは思わなかったね。

毎年改善してきた。プレミアリーグ最高とは言わないが、信じられないほどの選手になった。

トッテナムでは一緒に多くの仕事をしたし、彼がハングリーで、これから勉強して強くなりたいと思っていることはよく分かっていたよ」

(ポーツマスで一緒にプレーしたロベルト・プロシネツキが20本タバコを吸っていたというのは本当?)[[image]](341917408644531297){float=right} 「彼とのプレーはすごかったよ!本物の個性があった。選手としても。

本当に全く動かなかったが、そんな必要もない男だった。確か19ゴールを決めたと思うよ。彼はやすやすとそれをやってのけているように見えた。

あまり多くの言葉は交わさなかったけど、事前に聞いていたよりも多くの英語を理解していたよ。

1対1で話すと、ほとんど完璧な英語で答えることが出来ていた。

ただ、彼にピッチで何か指示すると決まって『いや、言葉がわからん』と返ってきたな。

彼は試合の前、ハーフタイムのシャワー、そして試合後とタバコを吸っていた。赤いマールボロをね。だいぶ強い銘柄だ」

(トッテナムで一緒だったブノワ・アス=エコトは本当に変なやつだった?)[[image]](341917417226486881){float=right} 「何から言っていいのかわからないな。全てをドキュメンタリーにすることができるよ。彼は違っていた。

とてもうまかったにもかかわらず、彼はサッカーをすることは嫌いだったね。

一度私は試合の1時間前にラウンジで座っていたんだが、彼が来て聞いたんだ。

『今日、どこのチームとプレーするんだい?』ってね。

私はそれに答えたよ。彼は『ああ、そうか』と話して、クロワッサンを食べて、ホットチョコレートを飲んだ。

変な男だったよ!練習にも変な車で来るし、クールダウンをすることもなかった。あいつは『神』だったね!

(ポルノ男優になるという話もあったけど?)

本当に?ああ、ただ彼の態度を考えると、十分ありそうなことだね!」

© 株式会社ファッションニュース通信社