本部沖で3.8キロのアカイチャー

 2018年沖縄フィッシングコンテンツトレードショーが終わった翌日の2月19日は、ダイワのフィールドテスター、山田ヒロヒトさんと、同フィールドモニター、野村珠弥さんのディープエギングに同行取材。同社スタッフの2人も加わり浜崎漁港から出船した。

 1・5キロ前後が単発でポツポツ釣れているとの情報だったが、ダブルヒットやトリプルヒット、ついには4人がほぼ同時にヒットしたりして、アングラー4人のテンションも上がる。

 そんな中、手巻きのタックルから電動タックルに変えた直後の山田さんの竿(さお)に、これまでとは違う重量感が伝わった。「ギィー、ギィー、ギィー」とドラグが滑り、ラインを引き出す大物。慎重に電動リールのレバーを調整して浮かせたのは3・8キロの特大アカイチャー。これが今期本部沖で釣れた最大の大物となった。釣り船・北斗(電話)090(4343)1803。

 2月24日、西崎のなべ堤を会場に第3回銀狼カップ沖縄大会2回戦が行われた。2月10日の1回戦で選抜された4名(1人欠席)で、25センチ以上のチヌ5匹までの総重量を競う。この日は魚の活性が低く全員が苦戦する中、比嘉正志選手だけが規定サイズのチヌ2匹を釣り上げ、全国大会への切符を手に入れた。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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