九電工長崎支店 県に114万円寄付

 九電工長崎支店は2日、世界文化遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の保存活動に役立ててもらおうと、約114万円を県に寄付した。

 社会貢献の一環。同支店の社員有志170人も協力し約14万円を集めた。

 塚原修二常務執行役員支店長らが県庁を訪問。目録を受け取った中村法道知事は「有効に活用させていただきます」と述べ、感謝状を贈った。

 県は構成資産に含まれる文化財建造物の保存や修復を目的とした基金に積み立てる。積立額は3億円を目標にし、今回で約5490万円になった。

寄付金を贈った塚原支店長(右)と中村知事=県庁

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