マダニ感染症、治療確立へ

富山化学工業が治験開始

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「重症熱性血小板減少症候群」を媒介するマダニの一種(国立感染症研究所提供)

 マダニから感染する致死率の高い感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に対する初の治療薬承認に向け、富士フイルム傘下の富山化学工業(東京)が月内にも臨床試験(治験)を始めることが4日、分かった。同社のインフルエンザ薬「アビガン」を使用。治療法のないSFTSにも効果が期待できるという。

 SFTSはウイルスが原因の感染症で致死率は6~30%と高い。2017年の患者数は88人で、うち7人が死亡した。国内では13年に初めて患者が確認され、その後西日本を中心に拡大。今年1月末までに計23府県で報告され、対策が課題になっている。

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