「復興『ありがとう』ホストタウン」の釜石、ファーディー氏(元釜石シーウェイブス)訪日し、交流活動

 内閣府が2020年の東京五輪・パラリンピック開催に向け、東日本大震災の被災地で実施する海外交流事業「復興『ありがとう』ホストタウン」に選出された岩手県釜石市であす6日、元釜石シーウェイブスのスコット・ファーディー氏が訪日し、子どもたちや市民と交流イベントを実施する。

 ファーディー氏は11年の震災時に釜石シーウェイブスに所属。震災ボランティアとして支援活動に携わり、12年にオーストラリアに帰国。ラグビーオーストラリア代表選手に選出され15年にはラグビーW杯に出場し、現在はアイルランドで現役選手として活躍している。

 当日は地元小学校を訪問しタグラグビー交流を行うほか、釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)の見学や釜石高等学校・釜石商工高等学校ラグビー部の合同練習に参加。夜にはラグビーW杯2019釜石開催支援連絡会が主催するタウンミーティングに出席する予定。

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