マンホールに鶴見の絵 90周年事業 矢向の児童らデザイン 横浜市鶴見区

歩道を彩る児童らのデザイン蓋

 児童の描いた絵を使用したデザインマンホール13枚が、このほど矢向一丁目付近の歩道に設置された=裏面に採用者・デザイン。

 区制90周年記念事業の一つ。新鶴見小と矢向小、矢向中学校の児童・生徒が描いた。老朽化から3校の学区周辺のマンホールが交換時期を迎えていたことから企画された。

 昨年4月から3カ月間、「鶴見の好きな場所」をテーマに各校で募集。選ばれた79点の中から、同事業実行委員会がさらに審査を行い、13点がマンホール化された。絵には、鶴見川や鶴見つばさ橋といった子どもたち目線の区内の見所などが描かれている。

 区内でマンホールに一般人のデザインが使われるのは二例目。3年前、同じく交換の際に旭小学校の児童によるデザインが採用されている。鶴見土木事務所によると、耐用年数は約10年という。

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