6日にAFCチャンピオンズリーグ（ACL）グループステージ第3節が行われ、柏レイソルはホームで香港の傑志と対戦した。傑志といえばセレッソ大阪でもプレイした経験を持つFWディエゴ・フォルランが加入したことでも有名なクラブで、フォルランはこの試合でも先発出場している。
試合は序盤から柏がボールを支配する展開となったものの、思うように決定機は作れず。この試合では快速ウインガーの伊東純也、攻撃の要であるクリスティアーノをベンチスタートとしていたが、56分には伊東、61分にはクリスティアーノを投入して得点を狙いにいく。
その交代策が効果を発揮したのは66分だ。左サイドから上がってきた亀川が低い弾道のクロスを入れると、ファーサイドから飛び込んだ伊東が右足の膝付近で合わせて得点。柏が欲しかった先制点を奪う。
柏は第1節で全北現代に2‐0からまさかの反撃を受けて2－3で敗れ、第2節の天津権健戦では終盤にアレシャンドレ・パトに得点を許して1‐1のドローに終わった苦い記憶が残っている。今回もリードを守り切れるかどうかが注目されたが、今回は終盤まで試合をコントロールして1‐0で勝利。第1節、2節と逃してしまった勝ち点3を加えることに成功した。
柏としては大きな勝ち点3だが、今回対戦した傑志はここまで3戦全敗だ。しかも0得点10失点と数字も悪く、柏がグループを突破するためには全北現代、天津権健を倒す必要がありそうだ。
[スコア]
柏レイソル 1‐0 傑志
[得点者]
柏レイソル：伊東純也（66）
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