「証言の航海」参加者募集 ピースボート、24カ国で核廃絶訴え

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 核兵器廃絶を訴える非政府組織(NGO)「ピースボート」は、被爆者らが世界各地の寄港先で被爆の実相を伝える「ヒバクシャ世界一周 証言の航海」の参加者を募集している。

 ピースボートの川崎哲共同代表は、昨年ノーベル平和賞を受けたNGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の国際運営委員を務めている。

 「証言の航海」は2008年に始まり、これまで10回実施。今回は5月8日に横浜港を出港し、106日間で24カ国を巡る。寄港先や船内で被爆者や被爆2世が原爆について話すほか、核廃絶を訴える「ヒバクシャ国際署名」を集める。

 対象は▽被爆者▽被爆体験の聞き取りをした被爆2世や「継承者」▽航海の活動を対外に発信などする30歳以下の「ユース特使」。いずれも若干名を募集する。寄港先での交通費など約20万円に加え、諸経費約10万円などが別途自己負担。被爆者は地球半周の参加も可能で、費用や日程などは個別に相談を受ける。

 申し込みは3月30日までピースボート事務局が郵送で受け付ける。ピースボートのホームページから申込用紙をダウンロードして必要事項の記入が必要。事務局(東京都新宿区高田馬場3の13の1のB1、電03・3363・7561)。

第10回の「証言の航海」の参加者=2017年4月、横浜港(ピースボート提供)