新光ステンレス研磨の高意匠性「オリジナル研磨」、工業デザイン分野開拓

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 新光ステンレス研磨(本社・埼玉県川口市、社長・堀山竜紀氏)は、高意匠性の「オリジナル研磨」で独自の新鋭研磨設備を活用し、工業デザイン分野を開拓する。オリジナル研磨は多様な模様を金属表面に施す研磨技術で、熟練者が職人技を駆使して製品化している。新設備を活用することで、多様な模様を高い再現性で量産化できる。一品一様を特徴としてきたオリジナル研磨を工業デザイン用途に展開することが可能になる。今後サンプル出荷を開始する。

 新光ステンレス研磨は国内有数のステンレス研磨業者。ステンレス流通業者からの受託加工をメインにしつつ、長年にわたりステンレスやアルミ、銅、真鍮など金属板の意匠性を追求したオリジナル研磨の領域を開拓している。研磨の模様は顧客のイメージを具現化することもあれば、自ら編み出すこともある。

 一般にステンレス研磨は意匠性、機能性、耐食性を高める加工プロセスで、量産型は400番、ヘアライン、ウロコなどが主流。不規則な幾何学模様や複雑な模様を描くオリジナル研磨は複数の有力研磨業者が職人技で実用化し、建築内装材や住設機器などでデザイン関係者の高い評価を得ている。

 新光ステンレス研磨は高野軽金と共同で「建築・建材展2018」に手あか防止高機能コート「ピュア・フェルテ(pf)」を施した金属板などを出展している。新設備による「SKRシリーズ」を活用したステンレス薄板、アルミ板も初めて一般公開し、今後サンプル出荷に対応していく。