チェルシー戦でイニエスタの代役を誰にする? コウチーニョ使えない状況でバルサはピンチ!

負傷交代したイニエスタ photo/Getty Images

4日に行われたアトレティコ・マドリード戦で太ももを痛めて途中交代したバルセロナMFアンドレス・イニエスタは、4週間ほど離脱することとなった。よって14日に予定されているチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのチェルシー戦を欠場することとなり、バルセロナは天才司令塔の穴埋めをしなければならない。

スペイン『MARCA』は「誰がイニエスタの代わりに出場する?」と取り上げているが、これはバルセロナにとって頭の痛い問題だ。現陣容ではフィリペ・コウチーニョを代役にしたいところだが、今季すでにリヴァプールの一員としてチャンピオンズリーグに出場しているコウチーニョはバルセロナの選手として出場することができない。

アトレティコ戦ではアンドレ・ゴメスがイニエスタに代わって出場したが、サポーターの反応は良いものではなかった。なかなか期待に応えないゴメスに痺れを切らしているサポーターも多く、ブーイングもあったと同メディアは伝えている。チャンピオンズリーグの大舞台でイニエスタの穴埋め役を任せるのは酷だろう。

他にはパウリーニョも候補だが、パウリーニョは前半戦ほどの勢いがない。何よりチェルシーとの1stレグでパウリーニョは違いを作り出せなかった。あの時は右サイドでプレイしていたものの、あのパフォーマンスを考えるとチャンピオンズリーグの舞台で信用するのは難しい。

ウスマン・デンベレを左に入れてリオネル・メッシ、ルイス・スアレスと3トップを組ませることで中盤のピースを1つ減らす案もあるが、デンベレもまだ100%チームにフィットしているわけではない。この大一番でやり方を変えるのはリスキーだ。いずれにしてもイニエスタと同じ仕事をこなせる選手はコウチーニョくらいしか存在せず、バルセロナはチャンスメイクの部分で少しばかり問題を抱えることになるかもしれない。

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