新燃岳噴煙、一時3000メートル 火口内溶岩拡大か

厚い雲間からも確認された新燃岳の噴煙=7日午後0時18分、都城市

 霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)は7日も爆発的噴火を繰り返した。福岡管区気象台によると、午後10時10分までに16回発生。噴煙は一時、一連の噴火で最高となる火口上3000メートルに達した。また、国土地理院は、火口の内側に、円形に盛り上がった直径約550メートルの地形変化を確認したと発表した。噴火による新たな溶岩が増え広がっているとみられる。

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