山一地所、IoT賃貸マンションが仙台市に完成 家電の遠隔操作機能など導入

 山一地所(宮城県仙台市)は2月5日、IoT技術を活用した賃貸マンション「マルス川内」(仙台市青葉区)を3月に完成すると発表した。

 電力計測・制御機器を手がける大崎電気工業と業務提携し、最新のスマートハウスサービス「ホームウォッチ」を導入。エアコンなど家電製品の遠隔操作機能や、不審者が侵入した際のアラート機能を搭載した。入居者はスマートフォンで操作可能で、外出時に照明器具を遠隔操作することで、セキュリティを強化することができる。

 同社は、賃貸物件の入居率低下が予想されるなか、高付加価値商品を提案することで、賃貸運営をサポートしていくという。

「マルス川内」完成予想図

© 株式会社新建新聞社