『Premium Sport』は9日、「元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏は、ミランに戻らなかったことを後悔していない」と報じた。
現役時代を通してミランで活躍し、2009年に現役を引退したマルディーニ氏。その後は米国に渡り、NASLのマイアミFC(今季はUSLに加入)の共同オーナーを務めている。
彼に対しては、昨年ミランのオーナーとなったリー・ヨンホン氏からフロント入りのオファーが送られていたという。
しかしマルディーニ氏はそれを拒否しており、クラブの外から古巣を見ていくことを選択している。
彼はその理由について以下のように話し、後悔は一切していないと語ったとのこと。
パオロ・マルディーニ 「ミランは、今季4位に入れると信じ続けなければならないよ。
もし彼らがダービーでインテルを破ることができれば、4位フィニッシュが現実的なものになるだろう」
「もちろん、そこにはローマやラツィオとの戦いがある。しかし、そこには信じる心が必要だ。
彼らはこれ以上ミスを犯すことは出来ない。今季の厳しいスタートの後にはね。
アーセナルはこのところ非常に悪いプレーをしていた。しかし、ヨーロッパではトップクラスの選手と対戦することになる。
その時の調子は別のものであるし、担当するレフェリーも笛に踊らされてしまうようなことはない」
(ミランからフロント入りの誘いがあった。受託しなかったことに後悔はある?)
「絶対にない。私の決断は、長い間考えた末に作られたものだ。私はこの決断に自信を持っている」
(50歳になったらサッカーの世界に戻る?)
「私はこのスポーツを愛しているし、環境も好きだ。しかし、自分がどうするつもりなのかは言ってこなかった。
過去9年間はそうしてこなかった。しかし、将来に何が待っているかはわからないからね」